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私設看板
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私設看板_c0016197_18374033.jpg護岸工事の終了した辺りのの天白川、進入禁止の解かれた川原の緑地帯に、何やら真新しい看板が何本か立ってました。

「歩行者」という方が手作りしたもののようで、犬を連れたヒトのマナーの悪さが目に余るということだ思うのですが、いろいろ考えさせられます。

『犬のフンは飼い主が始末』するってことは、持ち帰って生ゴミとして可燃ゴミに出すってこと?、ゴミ処理場でこのためにまた化石燃料を焚くことになる訳?、それとも水洗トイレに流すのか・・・?。かといってみんなが川原でフンを出さないアイボを連れてたらもっと怖いし・・・。この場合の署名は「清潔症」ってしたほうがいいって言ったら言い過ぎかな?。
『放し飼いはやめて』っていうのは、イヌたちにとっては寂しい話です。近所のマンションの中から折角広~いとこに出してもらえたのに、みんなと一緒に遊ぼって思っているのかもしれないのに・・・。『だ~けど犬には弱いんだ~』って、この場合署名は「オバQ」にしますか?。

『飼い主はマナ(マナー)を』って言っても、そんなヒトはいつもこういうのを無視してるんだろうし(「飼い主の耳に念仏」参照)、そうするとまた法律だ条令だ罰金だってことにするのかなぁ・・・。この場合署名は、ウ~ン「良識人」っつぅーのは嫌味ですかね?。

つらつら考えるのに、少しくらいのフンならスコップで少し土を盛って隠して分解に期待したりできるかもしれないし、イヌの嫌いなヒトもヒトの嫌いなイヌも、互いに適度な個体間距離が保てるようなもっと広いところで暮らしていけたら、こんなことにはならないんじゃないかと思います。

要は密度の問題、ヒトの集中する都市の問題、そこに暮らすヒトの問題ですよね。そのヒトが「癒し」を求めてとか言ったりして、アスファルトとコンクリートだらけの都市で許容できる以上にイヌの頭数を増やしちゃってるんじゃないでしょうか?。

問題提起をしてくれた「歩行者」というヒトとみ~んなが川原に集まって、車座になって話してみたらいいんじゃないかなぁ、イヌたちも混ぜてやって・・・。

05/07/23 天白川
下坂中学校 自転写真部 2年9組21番 渡辺 毅
by twtrf | 2005-07-25 19:45 | 路上観察


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